借入可能額は審査で決まりますが年収によって決まるの?
24歳の会社員です。このあいだ、初めてカードローンを作りました。でも最初は、限度額100万となっていたのですが実際に申し込んで審査を受けてみると、審査は合格してカードを作る事は出来たんですが、利用できる最高限度額が50万円となっていました。100万円かなと思いこんでいたので、アレっ、おかしいなと思って、大袈裟に言うと騙された見たいな気分です。ところで、この最初の利用限度額は、僕の年収で決まるのでしょうか?
限度額はカードローン会社の判断なので細かい所は解りません
最高限度額は、たしかに審査によってカードローン会社が決めます。カードローン会社の案内にあるサービス内容の最高限度額を、最初から利用できる会社は、まずないでしょう。利用限度額の範囲内であれば、利用者は、いつでも好きな時にキャッシング出来ますから、取引履歴が全くない人に、いきなり高額の限度額を設定すればカードローン会社にとっては、大きなリスクになります。
この利用限度額は、カードローンを利用し始めて返済をきちんと続けていて、カードローン会社の貴方に対する信用度が上がれば増額されます。そして、最初に設定される限度額は、貴方の返済能力がどの程度あるのかも判断基準になりますから、貴方の年収も大きな要素になるはずですが、それだけではありません。それ以外に、あなたの生活環境や過去の信用情報も係わって来ます。
例えば、同じ年収でも、収入の安定している人と、不安定な人とでは、カードローン会社の判断は違ってくるでしょう。でも、この最初の限度額の設定をどういう基準で決められているのかという細かい所については、カードローン会社によって違うと思われますので実際の所は解りません。ですから、個人の年収も一つの判断の基準になっている事は間違いないでしょうが、それ以外にも考慮されている要素がいくつもあるという事です。
キャッシングの借入可能額は年収と関係がある
キャッシングにおける借入可能額は、年収と非常に密接な関係があります。なぜかと言うと、キャッシングにおける借入の限度額というのは法律によって明確に決められているからです。消費者はこの限度額を超えたお金を借入することはできませんし、もちろん金融機関も借入限度額を超えたお金を貸すことは許されていません。そのようなことをすると行政処分の対象となってしまいます。
では、具体的にどのような法律によって借入限度額が決められているのかと言いますと、総量規制という法律によって決定されているのです。総量規制というのは、融資の枠に関する規制の事を言います。消費者の年収の三分の一を上限として融資の枠が設定されますので、その範囲内であるのならばいくらでもお金を借りることができます。当然、複数の会社からお金を借りることも可能です。
また、総量規制は単純に融資の枠を制限するだけの規制ではありません。逆に融資の対象を広げる規制でもあるのです。総量規制は、あくまもで消費者本人の年収を対象に融資の枠を決定しています。これは簡単に言うと、職種を限定しないということを意味するのです。正社員でお金を一定以上得ている必要はなく、単純にお金を稼いでいる人はどのような形であってもお金を借りることができます。
実際、キャッシングの中には学生を専門とした会社も存在しますし、サービスの中にはレディースローンのように女性だけに的を絞ったサービスも存在します。非常に柔軟な規制なのです。収入によって枠が決定されるわけですから、自身の収入が大きくなっていけばそれに伴ってより大きなお金を借りることも不可能ではありません。
事実、キャッシングというのは追加融資が容易に認められる融資なのです。その場合は所得の証明を改めて行うことによって簡単にお金を貸してくれるようになりますので、本人次第でいくらもで大きなお金を借りることが出来るとも言えます。キャッシングほど柔軟なサービスはないのです。